シコーの歩み

明日への歩み

わが社は60年の歴史の中で培った経験と物づくりの技術を受け継ぎ、お客さまのあらゆるご要望に対応し、高い信頼性を実現します。
またお客さまの利便性の向上と併せて新しい用途の発見、開発を持続します。
色彩サービスを中核として変化に挑戦し、人類の進歩発展に貢献できる会社を目指します。

創業から設立、そしてオンリーワン企業へ

当社は1958年に四康織物工業協同組合として創業し、1982年に株式会社シコーを設立。以来、私たちは一貫して、ポリエステルに特化した染色を行ってきました。染色を行う会社は日本各地にありますが、ポリエステルの先染めを専門にしているのは当社のみ。まさにオンリーワンの存在です。

ポリエステルに特化したものづくりを推進

当社がポリエステルに特化してきた理由は、素材の良さにあります。そのひとつは、質感や形状に工夫を凝らすことで、幅広い用途への可能性を秘めていること。そしてもうひとつは、環境に優しい素材であることです。例えば綿の場合、繊維の表面だけに色を付けるため、約40%の染料が廃液となってしまいます。しかしポリエステルの場合は、染料が繊維の中にまで浸透するため、廃液は約10%しかありません。また当社が立地する北陸産地は、日本有数のポリエステル産地です。国内における合成繊維の生産を牽引してきたこの土地で、私たちも長年その一翼を担って参りました。

3つの強みを武器にトップランナーとして邁進

私たちの強みは、小ロット対応・納期対応・色の再現性です。小ロットでの染色は、細分化するお客様からのオーダーに一つひとつ、きめ細やかに対応可能。そしてお客様からご依頼を受けてから納期までは、できる限り迅速かつ丁寧に対応させていただきます。また、60年にわたり培ってきた経験と実績をもとに、4万色を超える染色データを駆使した色の再現性は、高い評価をいただいております。

「Change and Challenge」
を合言葉に未来へ

大手衣料メーカーの製造拠点が海外に渡るなど、近年、業界の規模は縮小傾向にあります。しかし私たちは業界全体の流れを注視しながら、時代に先駆けた新しい取り組みをはじめています。そのひとつが、高度な付帯加工。防炎加工や撥水加工など、素材の可能性を引き出す様々な付帯加工を行うことで、お客様のご期待・ご要望にお応えしています。またペットボトルを再生したポリエステル繊維や、天然由来のバイオマス繊維など、環境に優しいエコ繊維も積極的に導入してきました。当社がスローガンに掲げる“Change and Challenge!!” (変化を恐れず、果敢に挑戦!!)という精神のもと、今後も新しい市場を開拓し、より一層の発展を目指して参ります。

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